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5月19日に第4回みんなの薬草観察会が開催されました。
あいにくの天気にもかかわらず、参加者の皆様の熱量に支えられて盛会のうちに無事終了することができました。
今回は定員20名に対して30名の一般参加者を受け入れ、来賓やスタッフあわせて総勢51名になり、過去最多の参加者数となりました。
最大限努力しましたが、薬草の供給量に限りがあり、参加したくてもできなかった方は何卒ご理解いただけますと幸いですm(__)m
良かった点
私見ですが、今回の薬草観察会で良かった点。
先ず一点目は、8名の日向高校生ボランティアに参加していただいた事。
私が学校薬剤師として日向高校のを担当したことがきっかけで初めて実現しました。
彼女たちがいなかったら過去最多人数のおもてなしはできなかったかもしれません。
薬学部志望の学生さんもいて、薬草の勉強にもなったと思います。
次回以降も是非参加していただく方向で担当の先生にはご相談していきたいと思います。
二点目は、熊本大学薬学部渡邊先生、ハリ先生に加えて、恩師の熊本大学薬学部名誉教授甲斐広文先生にもご参加いただいた事。
甲斐先生には前日に記念講演も賜りました。
当会にとっても次の目標が見えてきたようなたいへん有意義な講演会となりました。
この知識を今後の活動にしっかり活かしてきたいと思います(^▽^)/
反省点
反省点としては、先ず、野外で実食会ができなかったこと。
こればかりは天候のせいで致し方なかった(^-^;
これは次回の楽しみにとっておきたいと思います。
次に、音響機器を使用しなかったため、説明が聞き取りにくかった方が多かったようです。
私が機器担当しているのですが、参加者対応が多くて気が回りませんでした
次回は機器担当者を決めて、必ず拡声機器を使用したいと思いますm(__)m
後日談
薬草観察会の時にある参加者からエルダーフラワーのブーケを頂きました。
それを枯らしてしまうのはもったいないので庭の畑に接ぎ木しました。
今のところ順調に育ってます(^^♪
また、薬草観察会終了後、数日たって、ある薬草愛好家から事務局伝いに連絡を頂きました。
90歳を超えていて薬草観察会には行けなかったけど、栽培している貴重な薬草をみんなで植えてほしいとのこと。
早速お会いして、苗を頂きました。
頂いた薬草は「アカザ」。
2mくらいにまで成長し、茎は杖にできるそうです。
このような薬草を通した心の交流が続いていくのも薬草観察会をやってよかったなと思える瞬間ですね(^^♪
感謝
過去最多の参加者数から分かるように。薬草愛好家の輪が着実に広がっているのが実感できてうれしい限りです(^^♪
以前から申し上げていますが、勉強しながら野山を歩き回る薬草観察会は、頭によくて、体によくて、緑に癒され、食べて健康になる健康法。
そんな薬草観察を、日ごろから健康管理の一環として取り入れれば、薬草という身近な宝の山に気がついて自分の住んでいる地域が大事に思えてくるようになります。
そのような一連の好循環を薬草の効果と私は呼びたいと思います。
ただし、似た毒草もありますので、安全面には十分に気を付けていただきますようお願いいたします。
また、もし本格的に病気になったら薬草ばかりに頼らず、病院を受診して適切な治療を受けてください。
その2点はお約束頂いて、楽しい薬草ライフをお過ごしいただけましたら幸いです。