薬食同源・男の弁当

薬食同源・男の弁当

2022年2月10日
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料理を始めたきっかけ

みちをブログにお越しいただきありがとうございますm(__)m

ほぼ毎日、自分で弁当を作っています

私が料理を始めたのは2017年から。

2017年11月末に、祖母が他界した後、何事に対してもやる気が起きず、おいしいものでも食べたら元気が出るかもしれないと思ったのがきっかけでした。

最初は調理器具がどこにしまってあるのかもわからないような状況で、人参サラダやキャベツのコールスローサラダなど単一の食材を使う簡単な料理から開始

10~20分でできる簡単なものばかりでしたが、自分でもおいしく作れることに感動し、それから料理にドはまり(^-^;

12月は喪中だったこともあって、日常の仕事以外はほとんど家にこもって料理漬けの日々でした。

「急に料理しだしてどうしたの?大丈夫?」と妻に心配され、「お父さん最近料理ばっかりしてるけど、ヒマやっちゃろう」と娘にひやかされましたが、家族もおいしいといって食べてくれたので自己肯定感にもつながり、少しずつ気力が湧いてくるようになりました。

冷蔵庫にストックしてある総菜が増え、弁当のおかずの品数が多くなり昼休みが楽しみになりました。

そして年が明けて新年を迎えたころにはすっかり気力も回復。

「医食同源」とか「薬食同源」とかという言葉がありますが、本当にその通りだと思いました。

おかず作りの基本

私の料理の基本は

①食材数が1~2品目の簡単副菜をたくさん作り置きしておくこと、

②メインのおかず種を作リ置きしておき、そのままあるいは別の味付けをして弁当に入れること

③自家製たれを常備して活用し、①②の調理時間を短縮すること

そして、弁当には①を2~3品、②を1品入れて完成です。

イワシの梅煮、コーンとピーマンの甘酢漬け、人参サラダ、エノキと水菜のおひたし、鮭と明太子のフレークよくみると、弁当のおかずのほとんどが1~2品目の食材でできている簡単総菜で構成

実はこのスタイルの基になったのが「マロンの弁当男子!」という本。

フードコーディネーターのマロン氏の本です。ときどきNHKの料理番組とかにも出演されています。

今までどんな料理本を読んでもダメだったのが、この本だけははまりました。

なんでこの本だけこんなにはまったのか職場の分析上手な女性職員に意見を聞いてみたところ、

「料理の型というか方程式のようなものがあるから理系向きじゃないんですかね」とのご回答。

なるほど一理あるかもしれません。

料理の効能

おいしくて体に良い料理を食べることはもちろんよいことですが、料理という行為そのものも自分の活力につながるような気がします。

最近では料理が脳や体の機能向上に役立つとしてリハビリに取り入れている病院もあります。

料理で培われる力には以下のものがあるそうです

手首の柔軟性(箸で卵を溶く)

腕をねじる力(箸でひっくり返す)

手首を固定する力(フライパンを持つ)

バランス感覚(うどん生地を足で踏んでこねる)

両手の協調性(瓶の蓋の開閉)

空間認知機能(美しい盛り付け、食材選び)

判断力や思考力(献立、材料を考える)

※2022年1月16日読売新聞36面ララ・ライフより

アンチエイジングのためにも、若いうちから料理の習慣をつけておくとよいかもしれませんね。