もともとは薬草
5月2日は八十八夜ですが、このゴールデンウィーク前後の時期はお茶の収穫期です。
岡倉天心の「茶の本」の冒頭に「茶は薬用として始まり後飲料となる。」とあるようにもともとは薬草として日本に渡来しました。
苦味成分に含まれるタンニンの一種カテキンには脂質、糖質の吸収抑制、脂肪代謝促進、抗酸化作用などがあり、日々の飲用で生活習慣病やがんの予防になります。
その他カフェイン、アミノ酸、ビタミンCなどの栄養素がたっぷりで、発汗、利尿、興奮、抗酸化作用、抗ウイルス作用、ピロリ菌の除菌作用などが期待できます。
1日緑茶を湯のみ8杯くらい飲むとよいでしょう。
濃い緑茶でうがいすれば風邪予防になり、フラボノイドの効果で口臭予防にもなります。
渋い茶は下痢止めの効果もあります。
身近で最も頼りになる健康食品といえますね。