【薬食同源】男の弁当42|「なす」ストレス社会の強い味方♪

【薬食同源】男の弁当42|「なす」ストレス社会の強い味方♪

2023年7月9日
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連載回42目の薬食同源「男の弁当」。

今回の食材メモは「なす

言わずと知れた夏野菜の定番。

なすは油との相性が良く、天ぷらや中華料理の素材によく利用されますね。

今回はなすの栄養、機能性などについて調べてみましたのでどうぞ最後までお付き合いくださいませ(^▽^)/

実録!男の弁当2023/7/3~7/8

鯛の漬け焼き弁当|7月3日(月)No.328

【メニュー】鯛漬け焼き、南瓜サラダ、蒟蒻炒り煮、ゴボウとセロリの味噌漬け、人参サラダ
【お茶緑茶、珈琲

【コメント】

魚が安い時にまとめて漬け焼きにします。

一晩漬け込んだ後、焼いてから冷凍保存し、適宜解凍して弁当に入れてます。

漬け汁は清酒:みりん:濃口醤油=1:1:1

適宜、しょうがのしぼり汁やタイムなどのハーブを入れてます。

なすと鶏ささみの蒲焼弁当|7月4日(火)No.329
【メニュー】ナスと鶏ささみの蒲焼、人参とピーマンのピクルス、南瓜サラダ
【お茶緑茶、日向珈琲

【コメント】

茄子の蒲焼を以前から食べたかったので念願が叶いました(^^♪

蒲焼のたれは清酒:みりん:濃口醤油=1:1:1 + 砂糖

鶏ささみと一緒に蒲焼にしました。

ハンバーグ弁当|7月5日(水)No.330
【メニュー】ハンバーーーグ!、にら玉、人参生姜きんぴら、南瓜サラダ
【お茶ヨモギ茶、珈琲

【コメント】

南瓜サラダはあまり好きではなかったのですが、レモン果汁を入れるレシピに出会ってから、作る気が湧いてきました。おいしいです(^^♪

鮭おかか弁当|7月6日(木)No.331
【メニュー】鮭おかか、いんげんおかか和え、牛蒡味噌漬け、人参きんぴら、南瓜サラダ
【お茶ほうじ茶、珈琲

【コメント】

鮭の漬け焼きも冷凍作り置き。

忙しい朝にチンするだけです(^^♪

魚介チリ弁当|7月7日(金)No.332
【メニュー】魚介チリ、蒟蒻、オクラカレー塩、人参きんぴら、セロリ柚子胡椒ドレッシング和え
【お茶緑茶、珈琲

【コメント】

なんとなく食欲がなく、魚介にしました。

食べた後すっきりします(^^♪

チキン南蛮弁当|7月8日(土)No.333
【メニュー】チキン南蛮、紅ショウガ入り卵焼き、ゴーヤとシソの梅味噌和え、蒟蒻炒り煮、紫蘇巻きおにぎり
【お茶 緑茶、日向珈琲

【コメント】

7月8日はチキン南蛮の日

偶然次女が作ってくれていたものを詰めて、ツイッターに投稿しました(^^♪

次女に感謝(人’∀’*)

家庭菜園でシソが大量に採れるので醤油漬けにしておにぎりに巻きました。

番外編 豚の角煮

豚の角煮が何回作っても硬くなるので薬膳チームR先生に作り方を教えて頂きました!

やはりトロトロの角煮は男のロマン!

トロトロのを弁当に入れていきたい!その一心でR先生の門を叩きました(笑)

最初に表面を焼いて旨味を閉じ込め、下茹でに時間をかける方法は目からうろこ!

濃厚な甘辛ダレも良く絡んでおいしい!一緒に煮込んだ人参もおいしい。

今度からこの作り方に決定です(^^♪

後は冷凍の方法を研究せねば。弁当に入れていく日が待ち遠しい(^^♪

会話に夢中で少し煮過ぎましたが、トロトロでおいしい!

食材メモ「なす」

出典AC

【旬】6~9月

【五味】

【五性】

【カロリー】22kcal(100gあたり)

【豊富な栄養成分:100gあたり

カリウム:220mg

GABA:24mg

水分:93.2g(9割以上は水分)

機能性成分:ナスニン、クロロゲン酸

GABA(通称ギャバ):γ-アミノ酪酸らくさんのこと。抗ストレス効果が期待できる機能性成分として近年注目を集める。

※紫色の皮にポリフェノール(アントシアニン)の一種「ナスニン」を含む。また、切り口を褐色にする成分のクロロゲン酸というポリフェノールも含まれる。

【効能】

  • 抗ストレス効果(GABA含有量が野菜の中でトップクラス)
  • 抗酸化作用による生活習慣病予防効果(ナスニン、クロロゲン酸などの効果)
  • ビタミンC豊富な食材との組み合わせで抗酸化作用アップ
  • 夏バテ予防(体を冷やし熱をとる)
  • むくみを解消(カリウムの利尿作用による)
  • 【薬膳】体を冷やして熱をとり、痛み、腫れ、炎症を抑える
  • 【薬膳】血の巡りをよくする(瘀血おけつを除く)
  • 【薬膳】止血する(清熱止血)

【注意点】

  • アクにも栄養があるので水にさらすのは短時間
  • 体を冷やすので温める食材(ピーマン、ショウガ、シソなど)と一緒に調理
  • 皮にナスニンが多いので皮ごと調理する

【民間療法】

  • 民間で、打ち身、捻挫(ねんざ)、軽いやけどに冷やしたナスを輪切りにして切り口を患部に貼る。
  • イボや腫れ物には、ナスのヘタの切り口や、ヘタを日干しにして乾燥したものを、煎じて塗布する
  • ナスの黒焼きの粉末をはちみつと練って口内炎に塗る

参考文献はこちらの【薬膳・山菜】の章をご覧ください(^▽^)/

外部リンク:文部科学省食品成分データベース

ナス果実中の γ-アミノ酪酸含量と 加熱による増加(国立研究開発法人 科学技術振興機構)

→なすと味噌・チーズなどのグルタミン酸含有食品を合わせて加熱することでGABA含有量が増加することを示唆する知見。

みちをの感想
みちを
みちを

なすは若いうちはあまり食べませんでしたが、料理を始めてからおいしいことに気づき、よく調理するようになりました。

個人的に注目の成分はGABAギャバ

昼休みにトロっとした「しぎなす」を食べると、なんとなく癒されるのはGABAのおかげでしょうか(^^♪

グルタミンが入っている味噌などと合わせて加熱調理するとGABAが増えるという知見があり、味噌と炒める「しぎなす」はまさにGABAの宝庫ですね(^^♪

これからもストレス社会の強い味方「なす」を積極的に利用したいと思います(^▽^)/

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

しぎなす弁当|3月30日(木)No.256
なすの花