連載第24回目の薬草観察記。
今回の観察場所は「鹿川渓谷(延岡市)」です。
6月21〜25日頃は二十四節季で夏至、七十二候で乃東枯 (なつかれくさかるる)、ウツボグサが枯れていく頃です。
この日は鹿川渓谷近くにウツボグサが群生しているとの情報を得て撮影に出かけました。
ちなみに高2の次女が生物の勉強を兼ねて初めて同行してくれました(^^♪
秋草と
きけばいとしく醜草の
うつぼ草さへすてがてにする
【現代語訳】
秋草と聞けばいとおしい。つまらない草のうつぼ草でさえ捨てがたくする。
「白梅集」※白梅集は牧水と妻・喜志子の共著でこの歌は喜志子の歌
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など
6月24日 鹿川渓谷
鹿川渓谷付近は比叡山、大崩山など多くの登山スポットがあり、この日も多くの登山客とすれ違いました。
とにかく空気がおいしい!(^^♪
まとめ
今回はウツボグサを探しに出かけて結局撮影できませんでしたが、清流の側に身を置くだけでたいへん癒され、大満足の薬草観察でした(^^♪
高2の次女と初めて薬草観察に出かけましたが、車の中でこれからの進路の話とか普段できない話がたくさんできたのもうれしかったですね(^^♪
帰りの道の駅でサンショウとノコギリソウとショウガの苗を買い、旅の記念に庭に植栽しました。
枯らさないよう大事に育てたいと思います(^▽^)/
最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m
6月24日 鹿川渓谷
モミジバスズカケノキ(樹)、タケニグサ(毒)、ネムノキ(薬)、リョウブ(薬)、ムラサキシキブ(薬)、ノキシノブ(薬)、サルトリイバラ(薬・食)、マタタビ(薬)、シロモジ(樹)
【購入品】
サンショウ(薬・食)、ノコギリソウ(薬)、ショウガ(薬・食)
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など