連載第10回目の薬草観察記。
10月13日〜10月17日頃は七十二候の第五十候、晩秋>寒露>菊花開 (きくのはなひらく)。
菊の花が咲き始める頃です。
菊はもともと薬用として日本に渡来したとする説があり、薬用・食用にできる菊を庭に植えてみたいですね。
今回の観察場所は、①畑浦(日向市)、②牧水公園です。
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(牧)=若山牧水の短歌に登場する植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など
10月14日 畑浦(日向市)
磯釣りが楽しめる日向市の釣りスポット「畑浦」に植物観察に来ました。
半島のように海に突き出した地形で、その突端付近の磯が釣り場として人気です。
この日の目的は研究用のハマウドを探すこと。やくそう会の会員から目撃情報があり捜索しました。
10月15日 牧水公園(日向市)
またまた、牧水公園にやって来ました
薬草観察会のルートMAPの再確認。やはり1週間たつと花が枯れたり、果実が色づいたり様々な変化に気づきます。
来週に迫った観察会当日に配布するカモミールまんじゅうの試作品も届き、香り、味、風味すべてがグレードアップしていて期待が高まります(^^♪
10月16日 牧水公園(日向市)
早朝から牧水公園に出かけて、やくそう会のTさんと観察会前のルート内植物の確認。
来週の観察会で一般市民向けて薬草をうまく説明できるか気が気ではありません(^-^;
まとめ
薬草観察会が迫ってきて、ルート内の100種類以上の植物を覚えるのが大変です。
薬草の魅力が伝えられるようぎりぎりまで勉強したいと思います。
10月14日 畑浦(日向市)
ハマカンゾウ(薬・食),カラスザンショウ(薬),ボタンボウフウ(薬・食),ハマウド(薬・食)
10月15~16日 (日向市)
ヨメナ(薬・食),イヌガラシ(食),カラスノゴマ(用途不明),スギ(薬),キンモクセイ(薬・酒),サネカズラ(薬),サイヨウシャジン(薬・食),レモンエゴマ(薬・食),ビワ(薬・食),アキノノゲシ(薬・食),オトギリソウ(薬),ヤマハッカ(用途なし)
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(牧)=若山牧水の短歌に登場する植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など