薬草観察記1 週末の気ままな観察会

薬草観察記1 週末の気ままな観察会

2022年7月31日
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ここ最近、週末は必ず薬草観察を行っていますので、「薬草観察記」として毎週シリーズで投稿していきたいと思います。

身近な観察スポットで、いろんな植物が観察できますよ~(^^♪

健康管理の一環として薬草観察をおすすめいたします(^▽^)/

2022年7月23日 都農神社(都農町)

宮崎県の一宮神社である都農神社。鎮守の杜の住人(植物)たちを観察してきました。

お参り前の花手水。清涼感があります。ヤツデは薬草。
イロハモミジ。秋は紅葉がきれいでしょうね。
地面になにやら木の実が。
見上げるとイチョウがたくさんギンナンの実をつけていました。境内にイチョウの雌株が群生。
苔むした境内は何とも言えない風情が。ハグロトンボがちらほら。
アオツヅラフジの開花(薬草)
苔むした岩にノキシノブ(薬草)
ハラン。根茎を薬用。葉は寿司、弁当の間仕切り、飾りに。
モチノキとの表示が。樹皮が薬用。葉の形がちょっと違う気もします。

2022年7月24日 金ヶ浜周辺(日向市)

10号線沿いの金ヶ浜が一望できる丘陵地にヒマワリが植栽されていました。

金ヶ浜。波がよいらしく、サーファー多数。
ヒマワリ。花、葉を薬用、種子を食用または油に。
クサギの花も発見。若葉を食用。

2022年7月24日 湖水ヶ池(新富町)

新富町、水沼神社裏の湖水ヶ池の蓮池に行ってきました。観察記録は別記事でもまとめています。

水沼神社裏が一面の蓮池

↓↓こちらの記事をご参照ください(^▽^)/

まさに極楽浄土!水沼神社の湖水ヶ池に行ってきました
ここしかない! ハスは薬草なので以前から時々記事に取り上げていますが、植物園で撮影したもの以外はハスの写真がありませんでした。 何とか写真に収めたいと近くでハス…
www.michiwolog.com

2022年7月25日 長江(日向市)

クロガネモチにとまるセミ。セミの鳴き声が暑さを物語っています。
庭に咲いたハゼラン。薬草。葉も食べられるようです。
メダカの鉢に咲いたホテイアオイの花。薬草としての文献は見当たりません。大繁殖するので川や池に捨てるのは禁物。

2022年7月30日 塩見川河川敷(日向市)

テッポウユリ。オニユリはゆり根を食します。この種は食べたりするのでしょうか。
ナツフジ。白い小ぶりの花序をつけます。用途は不明。
イヌビワの果実。食用にできるはず…
完熟なので食べてみましたが。渋いだけで甘みがなくおいしくありません。雄株でしょうか。
イヌホオズキ。基本毒草です。
コマツナギ。市内いたるところに自生しています。用途不明。
ショウジョウソウ。園芸のこぼれ種が路傍に繁殖したと思われます。毒草で汁でかぶれるので注意。
ナンキンハゼ。ミツバチの蜜源としても重要。昔種子から蝋を採ったとか。
シラサギがたたずんでいました
ボタンボウフウの花。長命草の名で薬草として活用されます。

まとめ

今回観察した植物をまとめますと、

薬用、食用にできる植物

スギ(材・薬)、ヒノキ(材・薬)、ヤツデ(薬)、イチョウ(薬・食)、アオツヅラフジ(薬)、ノキシノブ(薬)、ハラン(薬・材)、ヒマワリ(薬・食)、ハス(薬・食)、クサギ(薬・食)、ハゼラン(薬・食)、イヌビワ(食)、ナンキンハゼ(薬・蝋)、ボタンボウフウ(薬・食)、モチノキ(薬)

薬用・食用にしない植物、毒草など

イロハモミジ(主に観賞用)、ホテイアオイ(メダカ飼育の浮草に利用)、イヌホオズキ(基本毒だが、外用では薬用の用途あり)、ショウジョウソウ(毒草)、

用途不明の植物

テッポウユリ、ナツフジ、コマツナギ

よく分からなかった植物や用途は継続して調査していきたいと思います。

読者の方で薬草や食用としての用途がお詳しい方がいらっしゃいましたらコメントにてご教示いただけましたら幸いですm(__)m