地元感あふれるカモミールこんにゃく

地元感あふれるカモミールこんにゃく

2022年1月12日
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体ぽかぽかリラックス

冷え込みも厳しくなるにつれて、やっかいなオミクロン株が急拡大しています。

皆様もどうかお気を付けくださいませ。

はやく有効な治療薬が開発されて、普通の風邪レベルの怖い感染症ではなくなる日が来ることを切に願います。

ところで、日本では昔から風邪のひきはじめには葛根湯ですが、ヨーロッパでは民間療法でカモミールティーを飲むそうです。

実際に カモミールティー を飲んでみると、体の緊張やこわばりがほぐれてリラックスでき、体がぽかぽか暖まります。葛根湯も肩が凝って寒気がするタイプの風邪によく効きますので、効き方がなんとなく似ている気がします。

日向市東郷産カモミールティー

日向市でカモミール栽培を行っていることは過去ログで報告しました。

日向市の山手の方の東郷というところで農薬や化学肥料を一切使用せず栽培されています。

その特産化のお手伝いとして、私たちは2021年に東郷産カモミールティーを日向市内の保険薬局5店舗で販売させていただきました。

甘い芳香とまろやかな口当たりが特徴で、リピーターも出始め、ハーブティーを楽しむ文化が少しづつですが育ちつつあるのを実感しています。

次年度に向けた取り組みとして、カモミールティーだけでなく乾燥カモミールを使った薬膳レシピの開発にも取り組んでいます。

カモミールこんにゃく!

その薬膳レシピ開発 のリーダーが、カモミールこんにゃくを差し入れしてくれました!

地元感あふれるレシピ作りを信条とする管理栄養士の先生で、地元で長年活躍され、コンテスト等で数多く受賞歴のある先生です。

実は先日、私が椎葉村で採れたこんにゃく芋を先生のところに奉公に出しましたところ、おしゃれな「カモミールこんにゃく」になって里帰りしてきました(笑)

先生いつもありがとうございます!

いざ試食!

早速試食です!

先ずはそのまま試食。予想したほどカモミールの香りは強くなく、こんにゃくと馴染み、違和感はありません。出来立てのみずみずしくておいしいこんにゃくにほのかなカモミールの香りと少しのうまみがプラスされた感じです。

次はたれで試食。左から先生お勧めの①わさび醤油、真ん中が②酢味噌、右が③市販のポン酢。

①わさび醤油は、はじめワサビがピリリと効きますが、ワサビの辛さが過ぎ去った後にほのかなカモミールの香りとうま味が追いかけてくる感じで変化が楽しめます。

②酢味噌は定番のたれですね。やはり安定のおいしさですが、普通のこんにゃくにはない香りとうま味が後から追いかけてきて、後引くおいしさです。

③市販のポン酢。カモミールの香りを引き立てるようなあっさりしてさわやかな感じになります。①と②のたれが比較的濃いのでこちらを先に食べた方がいいかもです。 ポン酢 も自分で作るともっとおいしいかもしれません。

みごとに郷土料理に変身

カモミールの料理というと、西洋菓子やミルクを使ったものが大半ですが、見事に地元感あふれる郷土料理に生まれ変わっていました。

「今しがた観光でやって来て和服を着て写真撮りました」みたいな味ではなく、「ずっと前からそこにいたよね」みたいな感じの味に仕上がってます。

レシピ開発の成果はいずれ書籍やホームページ、動画チャンネルなどを通じて発信していきたいと考えています。

やくそう会薬膳チームの活躍にご期待ください!

※やくそう会の活動に関しましては「やくそう会」についてをご参照ください。