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春に地元の薬草ファンの方から頂いたアカザ(藜,Chenopodium giganteum D.Don,ヒユ科)の苗が成長し、種を付け、すっかり落葉しました。
地上部が枯れてくると、太い茎を杖にできます。
「アカザの杖」を作ってみましたのでご報告いたします。
材料
- 枯れたアカザの太い茎
- ノコギリ
- 剪定ばさみ
- ヘラ
- たわし
※ノコギリは茎切断用、剪定ばさみは枝切り用
※ヘラは先が鋭角のもの。今回は網戸修理用のヘラを使用。竹で作ってもよい。
作り方
▼アカザが枯れたら地上部を引きぬいて収穫。
▼枝を剪定ばさみで切り落とし、長さ1.2mほどに切りそろえる。
▼茎の皮をヘラでそぎ取る。くぼんだ所はヘラ先で削り取る。
▼流水中、タワシでごしごし洗う。
▼約1か月陰干しして水分を去り、固くする
◆ニスなどを塗って仕上げる
感想
やってみると意外と簡単にできました(^^♪
草本なので樹木ほど固くなく加工しやすいです。
皮をそぐのに少々時間はかかりますが、簡単にはがれるので力は要りません。
松尾芭蕉や水戸黄門が愛用したとされるアカザの杖。
使うと中風(脳卒中)にかからないという伝説があります。
皆様もアカザが手に入りましたらチャレンジしてみて下さい!(^▽^)/
ちなみに、旅を愛した歌人、若山牧水はアカザの杖を使ったんでしょうか?
雙手もて
杖をつきたて立ちいこふ
森の深みにわが心燃ゆ
若山牧水,「山櫻の歌」
▼こちらの記事もご参照ください(^▽^)/
みちをブログにご訪問いただきありがとうございますm(__)m 5月26日の記事で地元薬草愛好家の方(以下、Yさん)からアカザ(藜,Chenopodium gig…
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