週末遊びすぎまして、風邪をひきました(^-^;
前回がいつか思い出せないくらいかなり久しぶりのことです。
8年前に薬草茶を常飲するようになってからというもの風邪をひかなくなっていましたので。
初めて風邪の治療のために薬草を濃く煎じて薬として服用したのでご報告いたします。
ちなみに今回は、新型コロナ抗原検査陰性で、熱発もなく、風邪の罹患期間を通して自転車通勤できていますので、その程度の軽い風邪であることを前置きいたします。
新型コロナ、インフルエンザのような指定感染症はすみやかに病院で治療を受けてください<(_ _)>
11月5日 日曜日
薬草観察とBBQを楽しんだ日曜日の夜に喉が痛くなってきました(^-^;
自家製オレガノチンキでうがいをし、コモンタイムをはちみつに漬けこんだ自家製タイムハニーと南天のど飴(市販)を舐めて寝ました。
11月6日 月曜日
朝になると若干の違和感は残るものの、喉の痛みは消失。
熱はありません。コロナも陰性。
とりあえず、風邪の初期とイベント疲れということで家に在庫があった葛根湯と補中益気湯(市販エキス製剤)を飲んでいつも通り7時半に出勤。
この漢方薬2剤併用は新型コロナ感染症の予防効果が報告されているものです。
通常勤務を問題なく終えて帰宅。
11月7日 火曜日
疲れも残っていたので、朝に補中益気湯(市販エキス製剤)だけを飲んで出勤。
仕事は問題なくできましたが、夕方に職場のエアコンにやられて体が冷えてきたのか咳が少し出始めました。
頭痛もあったので鎮痛薬アセトアミノフェン錠400mgを頓服して寝ました。
11月8日 水曜日
翌朝、ここぞとばかりに薬草を煎じてみることに。
咳止めによいヨモギとオオバコのブレンドはよくありますが、さらに個人的に今一番気になっているメドハギを加えた3種ブレンド。
片手土鍋に各2.5gと水500mLを入れ、沸騰後とろ火にしてコトコト20分煎じました。
この煎じ液を飲むんですが、苦くなると思って身構えていたところ、意外にもコクがあってうまい!
体もじんわりあったまります。
はちみつを入れてもうまし!
咳が出た時の定番になりそう…と思いきや飲み始めたその日の昼から鼻水が止まらなくなり、風邪が悪化したと思いました。
仕事から帰宅すると鼻水は止まったのですが、その夜も同じ3つの薬草を煎じて飲んだところやはり鼻水が出始めました。
何かおかしい。
ひょっとしてメドハギのせいでは。
その夜は、咳が続いて下気道が炎症を起こしてそうな胸苦しい感じがしてきたのと、倦怠感、熱っぽさが出てきたため鎮痛剤ロキソプロフェン錠を1錠飲んで寝ました。
11月9日 木曜日
鎮痛剤の効果で翌朝は倦怠感もとれ、気分良し。
この日はメドハギを中止し、ヨモギ、オオバコ(購入品)に加えて、鼻水に効くとされるドクダミ(自家製)の3つをブレンドして20分煎じ、水筒に入れて出勤。
そうしたところ、鼻水は出なくなりました。
咳はピタッと止まるわけではありませんが、悪化することはなく、体が温まって気分良し(^^♪
11月10日 金曜日
朝になると咳の症状はかなり改善。鼻水は全く出ません。
念のためこの日もオオバコとヨモギの2種類を煎じて職場に持参しました。
この日から行動意欲が湧いてきて今週ずっと休んでいた朝の弁当作りを再開し、X(旧ツイッター)にも投稿(^^♪
しかし夕方から喉の痛みが再燃。
南天のど飴とタイムハニーでケア。
寒かったので保温のために寝る前に乾燥生姜+黒豆+黒糖を煎じて飲んで寝ました。
ぐっすり眠れました。
11月11日 土曜日
喉の痛みが少しあるのでこの日はオオバコとヨモギに加えて、のどの痛みによいツユクサをブレンド。
うがいしたり飲んだりしました。
体調は問題なく、朝の弁当作りもできています。
嫁ちゃんに代わって夕飯も作りました。
この日も寝る前に乾燥生姜+黒豆+黒糖を煎じて飲みました。
11月12日 日曜日
喉・咳の症状はすっかりよくなり、料理、試験勉強、畑仕事、執筆と精力的にこなせるようになりました。
まとめ
薬草を風邪治療に使ってみた感想です。
西洋薬のように症状がピタッと止まるわけではないのですが、体を温める作用、抗菌作用、咽頭部の組織修復作用は市販の西洋薬では得られない効果だと思いました。
咳や熱などの症状がつらい時は西洋薬で症状をとりあえずピタッと止めて、つらさを緩和しつつ、薬草を併用すれば、早めに西洋薬を離脱できると思いました。
近年、抗菌薬の適正使用の観点から病院でも風邪には抗生物質を処方しない傾向にあります。
薬草には抗菌、抗ウイルス作用があるものもあり、西洋薬と併用して上手に活用すれば、薬代を減らせて早く治すことも可能だと思います。
ただし、今回私も経験しましたが、体に合わない薬草が稀にあります。
その薬草を把握しておくためにも、日ごろからいろんな薬草を健康茶にして飲んでみて、自分にあったものを見つけておく、合わないものを除外しておく必要があると思いました。
また、症状が良くならないのに薬草だけでダラダラと治療を続けるのは危険だと思います。
治りが悪い場合や、もともと基礎疾患をお持ちの方は早めに病院を受診してください。
ちなみに後で調べて分かったことですが、一般に風邪に薬草を煎じる場合は15分くらいが通常だそうです。慢性病に使用する場合は30~40分と長めにじっくり煎じるのがよいようです。
風邪をひいたおかげで薬草の使用法や煎じ方に対する理解が深まって、たいへん有意義な(?)風邪体験でした。
まさに、「風邪の効用」といったところでしょうか(^^♪
日増しに寒さが厳しくなってきますが皆様もどうぞご自愛くださいませm(__)m
薬草のご加護がありますように(人∀·)
▼「風邪の効用」といえばこちらの不朽の名著をおすすめ(^▽^)/