連載第8回目の薬草観察記。
今回の観察場所は、①都農神社(都農町),②東郷牧水公園(日向市)です。
9月28日〜10月2日頃は七十二候の第四十七候、中秋>秋分>蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)。
虫たちが冬ごもりの支度を始める頃です。
だんだん涼しくなってきました。虫たちも冬眠の準備を始めているのでしょうね。
【若山牧水】
今はとて 穴にいそげる秋蟲の つめたきこころ 憎みかねつも
秋風の歌
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(牧)=若山牧水の短歌に登場する植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など
9月30日 都農神社(都農町)
銀杏が熟れているはずと思い、イチョウの雌木がある都農神社に撮影に出かけました。
予想通り、黄色に熟れたギンナンがばっちり撮影できました(^^♪
10月1~2日 東郷牧水公園(日向市)
まとめ
ギンナンの撮影ができていなかったので今回はタイミングよく写真に収めることができてうれしいです(^▽^)/
牧水公園では10月23日の市民向け薬草観察会用の薬草マップを作成しました。GoogleMAPで意外と簡単に作成できます。昔は地図を印刷して手書きで書きこんでいったものですが便利になりました。
薬草観察会までにやることが多いですが毎週牧水公園に通って準備を進めていきたいと思います(^▽^)/
9月30日 都農神社(都農町)
モチノキ(薬)、カクレミノ(材)、ハラン(薬・材)、スギ(薬・材)、イチョウ(薬・食)
10月1~2日 東郷牧水公園(日向市)
イロハモミジ(観)、ハゼノキ(薬・蝋)、イヌガラシ(食)、カナムグラ(薬)、カラスノマゴ(用途不明)、キカラスウリ(薬)、キンモクセイ(薬・食)、クワクサ(用途不明)、ゲンノショウコ(薬)、ヌスビトハギ(薬)、ネムノキ(薬)、レモンエゴマ(食)、アカネ(薬)、コナカソ(食)、チャノキ(食・薬)、ヤブツバキ(薬・食・油)、シロバナツユクサ(食・薬)、ユキノシタ(薬・食)
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(牧)=若山牧水の短歌に登場する植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など