連載第7回目の薬草観察記。
今回の観察場所は、①熊野神社周辺,②東郷牧水公園です。
季節は七十二候でいうと中秋、秋分、雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)。
雷が鳴り響かなくなる頃だそうです。
でもまだま台風接近に伴うぐずついた天気が続き雷雨も度々。
台風には避難を含めた早めの対策でくれぐれもお気を付けください。
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(牧)=若山牧水の短歌に登場する植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など
9月23日 熊野神社(権現山)周辺(日向市)
熊野神社(権現山)周辺。
茶わんをひっくり返した形をしていることから、地元では「茶わん山」と呼ばれる低山(権現山)の頂上に熊野神社の祠があります。
9月25日 東郷町牧水公園(日向市)
10月に市民向け薬草観察会を牧水公園で行うため、コース決めを行いました。
台風後で藪が荒れたり、花が落ちたりしていました。
まとめ
台風一過のため、葉や花が枯れているものが多かったですが、その中でもしっかりと花を咲かせている植物もありました。
これから秋の深まりにつれて果実をつける植物が増えてくる思います。
9月23日 熊野神社(権現山)周辺(日向市)
ヒガンバナ(毒)、アリドオシ(用途不明)、シロウロコツルタケ(毒)、サルスベリ(近縁種が薬)、ヤブラン(薬)、ツブラジイ(食)、ササゲ(食)、ホシアサガオ(観)、ブラジルヤシ(樹)
9月25日 東郷町牧水公園周辺(日向市)
イタドリ(薬・食)、イヌタデ(用途なし)、ウマノアシガタ(毒)とカキドオシ(薬)、カキノキ(薬・食)、キンミズヒキ(薬)、クリ(薬・食)、コアカソ(食)、スイカズラ(薬)、チジミザサ(用途不明)、ツルボ(薬・食)、ミズヒキ(薬)、ヨモギ(薬・食)、ヒナタノイノコヅチ(薬)、フキ(食)、ハナミョウガ(薬)、ヒガンバナ(毒)、バショウ(薬)
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(材)=建材や和紙などの生活用品の材料として利用されるもの
(油)=油の原料になるもの
(観)=専ら観賞して楽しむ植物
(樹)=街路樹、公園樹、防風樹、防火樹などに植栽される植物
(牧)=若山牧水の短歌に登場する植物
(用途不明)=薬用、食用、毒性などの用途が不明な植物※私が勉強不足な場合もあります(^-^;
など