連載21回目の薬草観察記。
新年度最初の観察場所は熊本大学薬学部内にある「熊本大学薬学部 薬草パーク」(熊本市内)です。
天気も良く、途中立ち寄った熊本城の桜もちょうど見頃を迎えていました(^^♪
【凡例】
(薬)=薬草
(食)=食用
(毒)=毒草
(観)=観賞用
など
4月1日 熊本大学薬学部 薬草パーク
熊本大学薬学部(以下、熊薬)薬草パークは肥後細川藩の薬園”蕃滋園”(1756年開園)の流れを汲んだ薬草園で800種類を超える薬草が生きた標本として栽培されています。
熊本市内の江津湖から薬草パークを経由し、熊本城までの文化・自然観光コースの中にあり、一般の方にも開放され誰でも立ち寄ることができます。
今年5月21日に日向市で開催される「みんなの薬草観察会」には熊薬の先生お二方が講師で来訪していただけることになっています。
実は熊薬は私の母校でもあります。
この日は同じ椎葉村出身で日向高校の先輩後輩の関係でもあり遠い親戚でもある恩師の甲斐広文先生の退官記念講演に参加するために熊薬を訪問。
記念講演が始まる前に薬草観察と写真撮影を行いました(^^♪
▼熊本大学薬学部HP 薬草パークについて
薬草観察開始!
▼カブの効能についてはこちらの記事をご参照ください
【参考リンク:熊本大学薬学部 薬草園植物データベース】
恩師の退官記念講演
薬草撮影後、退官する恩師・甲斐広文先生の記念講演会場へ。
先生は8年前に日向市に薬草栽培のプロジェクト(日向市薬草の里づくり事業)を誘致して下さり、私に薬草を勉強するきっかけを作ってくださいました。
先生は今後、新たな創薬研究に注力するため退官を決断されたとのこと。
先生は多くの格言、箴言を残されていることでも知られています。
その一部をご紹介しますと、
- 運を運びたければ足を運べ
- 独創力とは淡い模倣の強烈な自己展開をいう
- 長生きでなく中味の濃さに人生の意義がある
などなど
本講演でもさまざまな箴言を織り交ぜながら熱いメッセージを残してくださいました。
体系化された思想ではなく箴言知という形をとるからこそ、各者各様の自己展開が可能な教えとして多くの人々の胸に響くのだと思います。
いくつになっても夢を語り、追い続ける師の情熱にあらためて感服するとともに、たくさんの元気を頂きました(^^♪
長年のお勤めお疲れ様でした。そしてこれからの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
学生時代に迷惑をかけた私にも長年目をかけてくださって本当に感謝しております。
そしてこれからも何かありましたらご相談させてください。
先生が日向市に灯してくれた薬草文化の灯をこれからも大事に灯し続けていきます。
お時間ございましたら日向市の薬草観察会にも是非お越しくださいませ(^▽^)/
▼甲斐広文先生のブログ「730ブログ」
そして懇親会へ
夜のとばりが降り始め、熊本城がライトアップされる頃、講演会も終了し、参加者一同は繁華街へ移動。熊本郷土料理店「青柳」で懇親会が開かれました(^^♪
先生を慕う100人ほどの関係者のエネルギーで大盛り上がり(^^♪
懐かしい顔ぶれに話も弾みました~(^^♪
恩師や先輩後輩の頑張っている話を聞くにつれ、俺も頑張ろう!という元気が湧いてきました(^^♪
翌日は案の定、軽く二日酔いでしたが、すこぶる上機嫌になって熊本を後にしたのでした^^
私的なことも日記として書かせていただきましたが最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m
※甲斐広文先生のご許可の下、写真を掲載させていただいています。ありがとうございますm(__)m