薬草ガーデニング始めます

薬草ガーデニング始めます

2022年3月26日
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自宅の庭に薬草園

今まで薬草は野山で観察するのみで、知識は増えましたが、積極的に活用するまではいきませんでした。

西洋のハーブも栽培したことはありますが、料理の少量使ったりする程度で、薬用として積極的に活用してはきませんでした。

そこで、ブログやツイッターを始めたのを機に自分で家庭菜園に薬草やハーブを植えて活用してみようと思います。

※最初にお断りしておきますが、野草を山から採取する際は地権者に許可を取る必要がありますし、絶滅危惧種などの希少品種はそもそも庭にお連れしないのが原則です(^-^;

シロバナタンポポ。苦味が少なく食用向け。

まずは土づくり

植物が健全に育つためには日光や温度が適切であると同時に、水分や養分がきちんと補給される環境が必要です。

水分や養分のほとんどは土の中から根を通して吸収されるわけですから、土の状態が植物の生育を左右します。

健全な植物を育てるためには植物の生育に適した『健全な土』が必要になるわけですね。

健全な土にするためには

有機質の割合が多く、料を蓄える能力、『保肥性』が高い

②『通気性』『排水性』『保水性』がよい

その植物にとって適切な『酸度;pHペーハー』を有していること

と主に3つの条件が必要になります。

要するに、酸性に傾いた土を苦土石灰でアルカリ側に調整して、たい肥などを入れて土をフカフカにして、肥料も補充しておくということだと思います。

土づくり開始

ここ数年さぼっていたとはいえ、もともと家庭菜園はやってましたし、ネギ、トマト、ナス、シソ、ゴウヤ、モロヘイヤなどの多少の野菜栽培はしてきました。

その中でバジル、ローズマリー、オレガノ、レモングラス、レモンバーム、カモミールなどのハーブも苗から育てたことはありますが、経験上はっきり言って野菜よりも手がかかりません

いずれも繁殖力は旺盛で結構適当に植えても育たなかったということはありません。

冬越しのオレガノ。料理に大活躍。

本を読むと赤玉土を入れて、くん炭を入れて、バークたい肥を入れて、有機肥料を入れて…といろいろ書いていますが

その通りにするとかなりコストが上がってしまいますので、普通の家庭菜園の土づくりで構わないと個人的には思います。

とうことで、今回は畑の表面が白くなるくらいまで苦土石灰くどせっかいを撒いて、コスパの高い牛糞たい肥を入れて、化成肥料をパラパラ、今回初めて通気性を良くするパーライト(人工砂礫)を入れました。

それに加えて、モルモットを飼っていますので、使用済みのわら腐葉土ふようどにしたものも混ぜ込んでいます。

そして深耕精耕しんこうせいこう、よーく耕して、1~2週間寝かせたら準備完了

かなりフカフカになっていい感じです。

準備は相整いました(^^♪

地域の薬草と西洋ハーブの違い

地域に自生している薬草もお連れして栽培しようと思っていますし、西洋のハーブも栽培しようと思っていますが、すこし心配していることがあります。

日本の土壌は酸性なので、地域に自生する野草は酸性を好む植物が多い一方で、西洋のハーブはアルカリ性を好むものが多く、生育環境が違うようです。

そこで、和と洋のハーブを同時に同じ畑に植えて大丈夫かという懸念が出てきますが、

対策としては畑の半分を西洋ハーブ、もう半分を和の薬草という風に区分けして栽培し、

苦土石灰の量などで調整していこうかと思っています。

栽培中の薬草・ハーブ

栽培中の薬草・ハーブは以下の通りです

和の薬草ゲンノショウコ、ドクダミ、ウバユリ、ハナミョウガ、ヨモギ、カイドオシ、西洋タンポポ、シロバナタンポポ

西洋のハーブアロエベラ、ルッコラ(発芽まち)、サフラン、オレガノ

今後、品種と量を増やして、活用できるところまでいけたらいいなと思います。

試行錯誤が続くと思いますが、継続してご報告いたします(^^♪

畑にお連れしたカキドオシ
ハナミョウガ