清流のそばに生える薬草
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先日、清流近くからミゾソバを少々摘んできまして、薬草茶にしました(^^♪
ミゾソバ(Persicaria thunbergii (Siebold et Zucc.) H.Gross var. thunbergii)は湿った場所に普通に生えるタデ科の薬草。
10月の今がちょうど花が咲く時期で、薬草としての採取期になります。
名前の由来は溝の側に生い茂るソバの意。
ちなみに若山牧水の短歌の中では「蛙草」という名前で登場します。
炒めたりして料理にもできます。
秋の薬草観察会でも薬草カレーの素材の一つとして採用されていますよ。
葉にケルセチン、クエルシトリンなどのフラボノイドを含み、濃く煎じて飲めば利尿、リウマチの痛み、高血圧に効果が期待できます。
乾燥したミゾソバの葉1gに湯200mLを注いで待つこと5分。
お味の方はほんのり甘みを感じるようなクセのないまろやかな味わいで、クワ茶によく似た味。
他のどんなお茶と合わせても違和感なくブレンドできると思います。
このような飲みやすい薬草茶を覚えておくと薬草茶のレパートリーが広がりますね。
毒性はほとんどなく飲みすぎなければ安全性に問題はありませんが、カドミウムで汚染された土壌に生えたものは根元の茎にカドミウムを蓄えやすいという知見があります。
重金属汚染のないきれいな土地に生えたものを利用し、気になる場合は根元の固い茎は除いて、花を含む先端の柔らかい部分を利用した方が良いでしょう。
蛙草や 冬田のなかの路一里 來ていこふなり この畦草に
若山牧水,「黒松」
薬食同源@男の弁当
イワシの梅煮弁当 |10月16日 No.399
【お茶】麦茶、珈琲
【コメント】
金柑は昨年収穫したものを冷凍保存していました。収穫から半年以上たっていますが意外といけますね(^^♪
みちを動静
▼W先生からお菓子のお土産頂く
▼薬草茶・ハーブティーの素材、ミゾソバ、ノブドウ、ツユクサ、ローゼル、ショウガ、乾燥完了
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