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クロモジ酒を作ろう!
クロモジというクスノキ科の植物をご存じでしょうか?
森の中の半日陰にひっそりと生えるひかえめな木。
枝、葉にさわやかな芳香があり、この芳香の成分に抗菌作用があるため高級つまようじとして使用されます。
その他、クロモジ茶、アロマオイル、養命酒の原料などで商品化されていますね。
養命酒に入っているくらいだから当然、薬用酒にできます。
ということで乾燥クロモジを使って薬用酒を作ってみたいと思います。
日向市東郷地区で試作された乾燥クロモジが入手できましたので今回はそちらを使用しました。
マッチング
おいしく飲めるベース酒を探るため、焼酎、日本酒、ブランデー、ジンの4種類で少量漬けこんでみました。
1週間漬け込んで試飲。
感想は、米焼酎と日本酒は相性が良く合格。
ブランデーは香りが華やかすぎて苦手。
ジンはそれなりに馴染みますが、米焼酎と日本酒ほどのおいしさはない印象。
ということで、米焼酎か日本酒が相性が良いと判断。
今回は比較的スッキリした味わいの米焼酎で漬け込むことにしました(^^♪
漬込み
米焼酎は私の好きな球磨焼酎「白岳 しろ」を使用。
上品でクセがなく日本酒に近い味わいの米焼酎です。
分量は以下の通り。
【クロモジ酒の分量】
◇乾燥クロモジ
→10g
◇米焼酎「白岳 しろ」
→720mL(瓶1本)
◇氷砂糖
→20g
砂糖は最初20gで漬けましたが試飲でもう少し甘みがあっても良いような気がしました。もう5g足しても良いかも(^-^;
好みでよいかと思います。
完成(^^♪
1週間前後漬込んだら、琥珀色のクロモジ酒が出来上がります。
クロモジは取り除いてもそのままでも構いません。
味の感想は養命酒にも似たいかにも薬酒っぽい味で、初めはおいしいという印象は持ちませんでした。
しか~し、あら不思議。
試飲した翌日の寝覚めのなんとすっきりして元気がみなぎること(^▽^)/
しかもおちょこ1杯でこの効き目。
すっかりクロモジ酒のファンになってしまいました。
滋養強壮作用があるといわれる薬酒をいくつか試してきましたが、クロモジほど実感できる薬酒は今のところ他にありません。
頑張るあなたに夕食後おちょこ1杯のクロモジ酒。
乾燥クロモジが入手出来たら是非お試しください(^▽^)/
最後にお酒は適量を守って薬として飲むことをお勧めいたします。
最後までご覧いただきありがとうございますm(__)m
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