お弁当記事の27回目。
今回は「酢」について調べてみました。
歴史が古く奥が深~い調味料です。
しっかり学んで効果的に使っていきたいと思います(^▽^)/
実録!男の弁当 2023/2/20~25
2月20日(月)No.225 鰯の生姜煮弁当
【コメント】
鰯が安かったので生姜煮。けっこう日持ちします(^^♪
2月21日(火)No.226 豚カツ弁当
【コメント】
豚カツは写真での見せ方は難しい。ご飯の上にドーンと乗せた方が映えるかな。
2月22日(水)No.227 カレー弁当
【コメント】
目玉焼きは意外と弁当初。カレーと一緒に食べるとおいしいですよね~(^^♪
2月23日(木)No.228 ちらし寿司弁当
【コメント】
お祝い気分でちらし寿司。うまし(^^♪
2月24日(金)No.229 豚角煮弁当
【コメント】
久しぶりの角煮。ゆで汁に浮いているラードは冷やして回収し後日炒飯に使用します。
2月25日(土)No.230 炒飯弁当
【コメント】
前日の角煮からのラードからの炒飯。サラダ油よりも濃厚な味!
食材メモ3 「酢」|弁当おかずを陰で支える立役者
【定義】お酢とは糖質を含む食材を原料として、それをアルコール発酵させた後、酢酸発酵させた液体調味料(ミツカンHPより引用)
【旬】通年
【性質】[五性]温 [五味]酸・苦
【カロリー】100gあたり25kcal(大さじ1で4kcal)
【食材メモ】
- 血糖および血圧降下作用、内臓脂肪を減らす作用
- 生活習慣病の予防(クエン酸、ビタミンCに抗酸化作用)
- 疲労回復の効果
- カルシウムの吸収率がアップ
- 消化を助け食欲増進
- 殺菌作用で食中毒予防
- 血行をよくし血の滞りを解消
- 適量摂取(1日大さじ1杯程度)を守る(飲みすぎで逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍の原因になることもある)
参考文献はこちらの【薬膳・山菜】の章をご覧ください(^▽^)/
【みちをの感想】
酢は体に良いことは何となく理解していましたが、効能を並べてみるとすごいですね。
酢を使うおかずは日持ちするので弁当では必然的に使用頻度が高くなります。
今週では人参サラダ、キャベツコールスロー、ちらし寿司に使用。
適量を上手に使っておいしくて健康的な料理を作りたいですね(^▽^)/
今週の一推し!みちをの酢の使い分けの実際
現在のところ以下の4つの酢を使い分けています。
マルミヤ酢 | 地元日向市のマルミヤ醤油さんが作った酢。酸味がまろやかで使いやすい。最も使用しているベースの酢。ちなみに醤油と薄口醤油もマルミヤさんです。 |
リンゴ酢 | 人参サラダや薬味醤油を作る時に使用しています。さわやかな風味になる。タマノイ社製。 |
黒酢 | 中華料理や中華風チリソースを作るときに使用。タマノイ社製。 |
シソ酢 | マルミヤ酢をベースに紫蘇を漬けこんだもの。キャベツと相性が良く、キャベツのコールスローにもっぱら使用。人参サラダには合いません。 |
昨年は家庭菜園で採れたシソでシソ酢を仕込みましたが、今後は他のハーブでもいろんなビネガー作りに挑戦したいと思います(^▽^)/
多くの料理のベースになるからこそ、薬草のエキスが溶け込んだハーブビネガーは味と効能で一石二鳥の健康食品になりそうです(^^♪
最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m
↓↓こちらの記事もご参考ください(^▽^)/↓↓
【みちをの忘備録:酢の種類】
穀物酢 | 幅広く使える万能酢ですっきりした味わい。小麦、米、トウモロコシなどの中から1~2種類以上の穀物を使用して製造。 |
米酢 | 和食向きでコクがあってまろやか。穀物酢のうち1リットルあたり40g以上の米を原材料としたもの。米だけを使用したものが純米酢。 |
黒酢 | 中華料理によく合う。酸味がきつくなく薄めて飲用にしやすい。健康食品としても多数販売。米、大麦が原料で麹菌の働きで熟成とともに琥珀色になる。 |
香酢 | もち米を原料にし熟成させてつくる。旨味があっておだやか。水餃子や肉まんなどの点心、魚介類のたれに。 |
りんご酢 | フルーティーな風味。サラダやマリネなどに。 |
ワインビネガー | ブドウ果汁から作られた酢。ワインと同じく赤と白がある。肉料理、魚料理など好みで使い分け。 |
バルサミコ酢 | ブドウ果汁を煮詰めて木樽で12年以上熟成させて作るのが伝統的な製法。量産品はワインビネガーを加工して製造。 |
合成酢 | 氷酢酸または酢酸の希釈液に砂糖類等を加えた液体調味料、もしくはそれに醸造酢を加えたもの。 |
【酢の製造方法】
伝統的な製法 | 穀類や果実から酒を造り、その酒をゆっくりと酢酸発酵させる |
大量生産の製法 | 酒造工程を省き、アルコールを穀類や果実で風味付けして短期間で酢酸発酵させる |