薬草の処理・保存
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「薬草茶作りの基礎知識」の3回目。
今回は「薬草の処理・保存」について、文献に学びながら私の体験を交えて解説したいと思います。
洗浄
採取した薬草はその日のうちに処理しましょう。
栽培したハーブは生で使うこともありますが、野草の多くは青臭くて飲みにくいので乾燥させて使用します。
採取した薬草は量に応じてボールやバケツでジャブジャブ洗ったり、シャワーを直接当てて汚れを洗い流したりします。
洗った後は水気をよく切らないと色が悪くなり成分が変化することもありますから注意してください。
私はこれを嫌って家庭菜園で栽培した汚れていない薬草は洗わないこともあります。
乾燥
シソやサフランのように香りや色素を楽しむものは陰干しに適しており、それ以外は日干しするのが一般的です。
乾燥はとにかく短期間で一気に乾燥させるにこしたことはありません、
長期間外に干していると雨に降られたりカビのリスクもあります。
私は天気の良い日を狙って収穫し、軒下の縁側に丸ザルを並べて2~3日干しています。
天候が崩れたら6畳の和室にザルを引き上げ、除湿機を連続運転させてから出勤したり、エアコンの下に株ごと吊るして乾燥させたりして工夫しています。
このようにして3日前後で干して、目安としては茎がポキっと折れるほどになったら自然乾燥を止めます。
十分乾燥していればそれでよいかもしれませんが、私は仕上げに食器乾燥機で40~50分一気に乾燥させることにしてます。
熱をかけることで多少成分変化を伴うかもしれませんが、水分が残ってカビが生えたりするよりはよいとの判断です。
他にもフライパンで弱火で炒ったり、オーブンレンジの低温で焙ったりする方法があるようです。
保存
薬草がカラカラに乾燥したら瓶、缶、茶筒、チャック付きビニール袋などに乾燥剤と一緒に入れて保管してます。
なお、私は保管庫にも据え置き型の除湿剤を設置しています。
冷蔵・冷凍もよいですが、冷蔵庫から出したものを室温で放置すると結露が生じて薬草が湿るので、使用したら素早く冷蔵庫に戻してください。
結露対策として紙袋の方が良いとしている文献もあります。
いずれにせよ除湿できているかどうかがポイントです。
保存する袋には薬草名と作成日を記入してください。
使用期限はおおむね半年~1年以内には使い切るようにしています。
次回は…
上記の工程の中でも乾燥がもっとも手がかかる工程なので、いかに手軽に短期間で乾燥できるかが、薬草活用のカギを握るといってもよいでしょう。
ご家庭の事情に合ったより簡便な方法を工夫してみてください。
次回は「薬草茶の煎じ方・飲み方」についてまとめたいと思います。
薬食同源@男の弁当
グリルチキン弁当 |10月9日 No.393
【お茶】緑茶、珈琲
【コメント】
グリルチキンも久しぶりですが、しぎ茄子も久しぶり。
トロっとしたナスに癒されます(^^♪
酢鶏弁当 |10月10日 No.394
【お茶】緑茶、珈琲
【コメント】
最近丼ものが多いような(^-^;
こってり甘辛い酢鶏、昼休みに食べ応え十分です(^^♪
みちを動静10月9~10日
▼薬草栽培地としての市民農園の選定作業
▼薬草関連本3冊購入。うち1冊の「手づくり野草茶レシピ」の中山先生とXでご挨拶を行い、相互フォローしていただいた。
▼弁当のおかずの作り置き2品。鯖の漬け焼きと焼き豚を作って冷凍
▼10/9スポーツの日に祝日出勤
〇ガイドブック執筆完了植物数 75